おすすめの美容資格はどんなものがある？取得方法も紹介

2019.04.19

これから美容に関する仕事に就きたいと考えている人のなかには、美容関連の資格の取得を考えている人もいるのではないでしょうか？人によっては仕事でなくても、美容資格を取得することで、毎日の生活に役立てたい人もいるでしょう。美容資格には、国家資格から民間資格までさまざまなものがあります。この記事では、美容資格の種類や特徴について紹介します。

国家資格の美容資格で手に職を持つ

美容にかかわる仕事に本格的に携わりたいと考えている人におすすめなのが、美容関連の国家資格を取得です。美容関連の国家資格を持つことは、特定の美容分野での知識や技術を保証するものです。国家資格の美容資格には次のようなものがあります。

美容師

美容師は、ヘアサロンはヘアカットやブローなど顧客のヘアスタイリングを中心に行う職業です。美容師の仕事のなかには、パーマやカラーリングなど化学薬品を使うこともあり、国家資格の取得が必須です。

近年、美容師の仕事はネイルやスタイリングなど、職場によって仕事内容も幅広くなっています。美容師になれば、ヘアサロンで勤めるだけでなく、独立して自分で店舗を開業できる可能性もあるでしょう。

理容師

理容師は頭の刈りこみや顔剃りを主な仕事とする職業です。ここで理容師と美容師には、具体的にどのような違いがあるのか気になる人もいるかもしれません。基本的に理容師も美容師も、顔や髪型を中心とした見た目の美しさを整える仕事です。一方で、2両者は資格によって仕事の範囲が異なります。

理容師と美容師では、ヘアカットは行いますが、理容師の資格では薬品を扱うパーマやカラーリングをすることができません。また、美容師の場合は、理容師が行える顔剃りをすることはできません。

また、ヘアスタイルにかかわる理容師と美容師の仕事ですが、美容師の場合はトータルビューティーを担う役割が求められる傾向があります。

仕事にも有利な民間の美容資格

美容業界で働くためには、国家資格だけでなく民間団体で実施している美容資格も役に立ちます。民間の美容資格を取得すれば、職場で即戦力になれる可能性も高くなるでしょう。代表的な美容関連の民間資格については以下のものがあります。

ネイリスト技能試験

近年、女性のあいだでも大きな人気を呼んでいるネイルアート。きらびやかな装飾が目を引くネイルアートですが、化学薬品を扱うこともあり、誤って爪を傷つけてしまうこともあります。ネイリストとして知識や技術をアピールするのにおすすめなのが、ネイリスト技能試験です。ネイルサロンで働くための、ネイルアートを習得することができます。

認定エステティシャン

エステティシャンになるには特別な資格は必要ないものの、エステサロンでの就職を考えている人が取得を目指したいのが、認定エステティシャンです。エステティシャンに関連する資格にはいくつかありますが、認定エステティシャンは多くのエステサロンで取得を目指している資格のひとつ。エステの施術をするための知識や技術を習得することができます。

毎日の暮らしにも役立つ美容資格

美容に興味のある人のなかには、仕事のためではなく自分のために美容資格を取得したいと考えている人もいるでしょう。特に、女性にとって美容資格を取ることは、毎日の生活の中でも役立ちます。女性の暮らしの中で役立つ美容資格には次のものがあります。

色彩活用パーソナルカラー検定

ファッションやメイク、インテリアなど、生活のシーンにはさまざまな色が存在します。色彩活用パーソナルカラー検定では、その人に似合う色である「パーソナルカラー」についての知識が問われる資格です。資格を取得すれば日常生活はもちろん、美容やインテリアなどのビジネスでも役立ちます。

日本メイクアップ技術検定試験

メイクのスキルを向上させたい人におすすめの美容資格です。日本メイクアップ技術検定は、レベルごとに分かれているので、初心者の方でも取り組みやすいといえるでしょう。1級などレベルの高い検定を受かれば、美容部員やメイクアップアーティストとしての道も開けます。

化粧品好きにおすすめの資格

美容資格に興味のある女性のなかには、化粧品が大好きという人も多いのではないでしょうか。そんなな人におすすめなのが、化粧品に関連した美容資格です。化粧品の美容資格には以下のものがあります。

日本化粧品検定

毎日行う美容やメイク方法から化粧品の成分や働きに関する検定です。レベルごとに級が分かれているので、自分の目的に合わせた資格取得ができます。スキンケアの方法や化粧品の成分についてじっくり学びたい人におすすめの美容資格です。

コスメコンシェルジュ

化粧品について専門な知識を学びたい人におすすめなのがコスメコンシェルジュです。コスメコンシェルジュは、化粧品に含まれている成分を理解して、その人にぴったりの化粧品を見つけられるようになります。美容部員など化粧品のプロフェッショナルを目指す人は、ぜひ目指したい資格です。

▽まとめ

薬事法管理者はおすすめの美容資格

将来、化粧品やヘルスケアに関連した会社への就職を希望している人は、薬事法管理者の資格を取得することもおすすめです。薬事法は健康にかかわる商品の開発から販売、広告までを定めている法律のことで、薬事法管理者は薬事法のスペシャリストになります。コスメやヘルスケア商品に興味のある人は、薬事法管理者の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。